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これから薬剤師を目指す方へ

薬剤師になるには、薬剤師国家試験に合格しなければなりません。この国家試験の受験資格を取得するためには6年制の薬学教育課程を修了する必要があります。 この薬学部6年間にかかる学費は、国立大学なら350万円程度ですが、私立大学だと1000万円以上かかるといわれています。

薬剤師免許取得の方法

薬科大学の薬学科や漢方薬学科、医療薬学科などで実習も含んだ所定の単位を修得します。6年間の養成課程を修了して卒業すると、薬剤師国家試験の受験資格を得ることができます。その後、国家試験を受験して合格すれば、薬剤師免許を取得することができます。

6年制に移行した背景

薬学部が医学部と同じ6年制に移行したのは、4年制の教育課程が過密だったことと、医薬分業の進展にともない薬剤師が直接患者さんと接する機会が増え、薬剤師にもより高いコミュニケーション能力が求められるようになったことによるものといわれています。

薬剤師の国家試験

国家試験は2日間にわたって行われ、試験科目は次の4分野で合計240問の出題です。

基礎薬学60問

物質の構造と性質、天然医薬資源、生態の機能と構造など、薬剤師になるための基本についての試験です。

医療薬学120問

医薬品の作用や製剤の知識、病態生理の知識など、医薬品を適性に使用するための実践的な知識です。

衛生薬学40問

薬剤師として身に着けておかなければならない公衆衛生上の知識です。

薬事関係法規及び薬事関係制度20問

法的知識とこれらに関連する制度、薬剤師としての倫理・規範的知識などについてです。

薬剤師の就職先

薬剤師の就職先には、
  • 病院などの医療機関
  • 薬局、ドラッグストア
  • 製薬会社、治験会社
  • 食品メーカー、化学メーカー、化粧品会社
などがあります。
《2006年の薬剤師の業種別構成割合》
  • 薬局  49.6%
  • 病院・診療所  19.4%
  • 医薬品関連企業  18.0%
  • 大学  3.5%
  • 保健・衛生 2.4%
  • その他  7.2%